特許情報の一覧へ戻る

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2014-185073(P2014-185073A)
(43)【公開日】平成26年10月2日(2014.10.2)
(54)【発明の名称】セメント系、石灰系、木材系、合成樹脂系、紙系、繊維類等の素材の科学(化学)加工。
(51)【国際特許分類】
C04B 41/50 (2006.01)
B27K 3/02 (2006.01)
C04B 41/53 (2006.01)
C04B 41/48 (2006.01)
C09K 21/02 (2006.01)
B27K 5/00 (2006.01)
B27K 5/06 (2006.01)
B05D 7/24 (2006.01)
B05D 3/02 (2006.01)
B05D 1/02 (2006.01)
D21H 17/63 (2006.01)

【FI】
C04B 41/50
B27K 3/02 C
C04B 41/53
C04B 41/48
C09K 21/02
B27K 5/00 A
B27K 5/06
B05D 7/24 302 A
B05D 3/02 A
B05D 1/02 G
D21H 17/63

【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】書面
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2013-80762(P2013-80762)
(22)【出願日】平成25年3月21日(2013.3.21)
(71)【出願人】
【識別番号】596079312
【氏名又は名称】守谷 和夫
【住所又は居所】埼玉県所沢市三ヶ島3丁目783番地
(71)【出願人】
【識別番号】394023975
【氏名又は名称】小島 功
【住所又は居所】埼玉県さいたま市南区太田窪2126-1
(72)【発明者】
【氏名】守谷 和夫
【住所又は居所】埼玉県所沢市三ケ島3-783
(72)【発明者】
【氏名】小島 功
【住所又は居所】埼玉県さいたま市南区太田窪2126-1
【テーマコード(参考)】
2B230
4D075
4H028
4L055

【Fターム(参考)】
2B230 AA07 AA30 BA01 CA14 CB25 DA02 EB01 EB05 EB13 EB21 EB25
4D075 AA01 BB22X CA18 CA25 DB12 DB18 DB20 DB21 DB31 EA06 EB01
4H028 AA06 BA02
4L055 AH01 AH26 BE10 GA36 GA44

(57)【要約】
【課題】従来の含侵技術は、圧力容器を使用し、容器内部の環境を減圧加圧操作により被体連胞に注入する形式であった、
【解決手段】本考案は、圧力容器を使用せず、被体に合理的かつ均一に必要薬液を必要量含侵する技術を提供する。
従来技術は、加熱加工を行わない圧力容器内の減圧加圧により含侵行為を行った為、含侵層の均一化や必要量の注入作業が困難で要求性能を安定的に確保できない。
本考案は加熱や振動を加味し、ハンディーな装置で被体に均一、安定的加工を実現した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
セメント系、石灰系、木材、合成樹脂、紙、繊維類等の素材に科学(化学)加工を施す素材の改質を目的する含侵技術。
【請求項2】
放射線透過抑制機能、不燃機能、硬柔軟性機能、ハイブリット機能等を具備する加工技術。
【請求項3】
放射線透過抑制機能、不燃機能、硬柔軟性機能、ハイブリット機能等を具備するハンディー形式及び据え付け形式の加工機械及び装置。
【請求項4】
対象物表面の硬性物は研磨し、軟性物は圧縮し、表面の均一平滑化の過程で発生する摩擦熱の作用で熱柔化が発現し、対象物表面が改質され機能物質の吸収を容易にする表面加工技術。
【請求項5】
請求項4に準じ、更に加工層を厚くし請求項2の機能を強化するため、さらに被体及び加工物質を過熱し高圧噴射機器と振動発生装置を利用して加圧噴射により芯部に向け加工層を増幅する加工技術。
【請求項6】
硼砂、ホウ酸固形物又はエポキシ樹脂等の合成樹脂を100℃前後に加熱液化し、これをベース素材に被体を加熱、加圧注入するハンディー形式及び据え付け形式で塑性加工を行う加工技術。
【請求項7】
硼砂、ホウ酸固形物を100℃前後に加熱液化し、例えば和紙生成過程で繊維物質溶解状態時に上記加熱水溶液を混入加工する事で紙系物質を不燃化出来る。混入水溶液濃度は、1%~3%程度の低濃度水溶液で不燃化科学加工が出来る。

図1